京都・水と緑をまもる連絡会
Since 1989
2009年7月5日日曜日
「法然院で地球温暖化防止」展へのご参加ありがとうございました。
6月23日から28日の期間中、約700名もの方々にご来場いただきました。
この間のイベントでは地球温暖化の問題を参加者を交えて議論し気候保護法の制定に向けた署名もして頂きました。
京都COP3からコペンハーゲンCOP15への市民の行動が始っています。
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自己紹介
京都・水と緑をまもる連絡会
京都市, Japan
水と緑をまもる京都宣言 私たちの京都は、歴史的遺産とともに豊かな自然に恵まれた山紫水明の地と称えられてきました。周囲は緑豊かな山々が人々をあたたかく包み込み、その山々を源として流れ出る清水は、人々の生命と文化を育み、豊かにしてくれました。 ところが今、この素晴らしい自然が破壊されたり、生活環境が一変するような無謀な計画が方々で企てられています。 例えば、岩倉の一条山の開発、北山の大見総合公園計画、大文字山ゴルフ場建設計画、鴨川上流ダム建設計画、花背峠の大量残土投棄、八丁平の林道敷設、美山町芦生のダム建設など。これらばかりか、山間の清流沿を歩くと、目を覆いたくなるようなゴミや産業廃棄物がいたるところに不法投棄されています。 今、京都の良き環境を支える『水と緑』が危機に瀕しています。 かつて、国をあげての土地の効率化や利潤獲得を求める経済優先政策のもとに各地で開発が行われ、各種の公害を次々と生みだしたことは記憶に新しいことです。それらは開発による経済効果とひきかえに、自然環境を破壊し、住民の健康まで奪うものでした。このことは決して過去のことではなく、企業のなりふり構わぬ利潤追及が続く限り、また行政の秘密主義が存在し、住民不在の政策が強行される限り、繰り返される恐れをもっています。そして、先の京都における諸計画こそこの恐れが現実のものになる危険性をもっています。 私たちは、これまでそれぞれの地域で、それぞれの立場にたって自然と生活環境を守り育てる運動を進めてきましたが、いまや私たちを取り巻く状況は、個々の問題に対する取組みだけではなく、お互いが連帯し、点から面への拡がりをもった運動を展開することを必要としています。 私たちは、それぞれの運動を通して得た経験と情報を交換するとともに、相互支援をもとに個々の運動が前進することを願い、さらに『京都の水と緑をまもる』という共通の願いを実現するため連帯・共同していきます。 私たちは、住民不在・開発優先でなく、真の住民のための行政がおこなわれるよう訴えます。 私たちは、次代を担う子供たちに、清い水と豊かな緑の京都をいつまでも、と訴えます。 そして、広く、この連帯と共同の運動に対し、理解と参加を呼び掛けます。 1989年6月16日
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「法然院で、地球温暖化防止」展 ご案内
チラシをダウンロードできます。
気候保護法を作ろうポスター
ポスターやチラシにお使いください。 作者:川越義夫
機関紙 水と緑(PDF)165 MB
運動の歴史(ダウンロードに時間が掛かります)
MAKE the Rule
広めるツールや署名用紙
記念誌
京都の山野を守った市民の軌跡 京都・水と緑をまもる連絡会に結集した住民運動が、京都の山野の緑2、000㌶以上を十余年にわたって守ってきたことは全国的にも類を見ない事例であり、その経緯を詳細に記録した本誌は画期的な出版物であろうと自負するものであります。環境破壊に抗し、心を痛めている人々を元気付けることができればなにより、一人でも多くの方々にこの本を手にとっていただければと願っています。 購入連絡先メールアドレスkyoto.water.green@gmail.com